01 / Setembro 紡績工場の見学
2008年 09月 01日
サンジョゼには創業50年の紡績工場KDB(カネボー・ド・ブラジル)があります。
かつて、繊維産業が華やかだった頃、ブラジル各地から、日系人を集めてこの地で綿糸の製造を始めたそうです。
先日、そこの社長さんから工場を見学しにおいで♪、と言って頂いたので、すぐに飛んで行きました。 3万坪?と敷地は広大で、森からフクロウが飛んで来て遊んでいました(笑)
かつて、この工場の職工さんは3,000人を数え、付近の従業員が住む街は通称KANEBO村と呼ばれたそうです。
しかし、綿糸の価格低下や品質の競争が次第に激化したため、紡績工業も手作業から機械化、ロボット化が進み、現在では従業員は500人程度だそうです。
製造工程を見せて頂いて、原料の綿花から均質で風合いの良い綿糸製品を造り出すために工場内は気温も湿度も一定に制御されていて、製造工程も驚くほど多く、繊細な技術が必要なことが分かりました♪。
かつて、日本の工業化のきっかけになった繊維産業ですが、そこで培われた匠の技術が、ロボットに受け継がれ、現在の電子産業や自動車産業などに応用されているのでしょうね。
残念なことに、もう、外が暗くなっていて写真は撮れませんでしたが、敷地内の随所に、当時の隆盛を偲ばせる日本庭園や野球場などが現在も残っています。
ブラジルでも、この会社は当初農業移民として入植した日系人達の工業化と生活の向上に大きく寄与してきたのだろうと実感しました。
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かつて、繊維産業が華やかだった頃、ブラジル各地から、日系人を集めてこの地で綿糸の製造を始めたそうです。
先日、そこの社長さんから工場を見学しにおいで♪、と言って頂いたので、すぐに飛んで行きました。 3万坪?と敷地は広大で、森からフクロウが飛んで来て遊んでいました(笑)
かつて、この工場の職工さんは3,000人を数え、付近の従業員が住む街は通称KANEBO村と呼ばれたそうです。
しかし、綿糸の価格低下や品質の競争が次第に激化したため、紡績工業も手作業から機械化、ロボット化が進み、現在では従業員は500人程度だそうです。
製造工程を見せて頂いて、原料の綿花から均質で風合いの良い綿糸製品を造り出すために工場内は気温も湿度も一定に制御されていて、製造工程も驚くほど多く、繊細な技術が必要なことが分かりました♪。
かつて、日本の工業化のきっかけになった繊維産業ですが、そこで培われた匠の技術が、ロボットに受け継がれ、現在の電子産業や自動車産業などに応用されているのでしょうね。
残念なことに、もう、外が暗くなっていて写真は撮れませんでしたが、敷地内の随所に、当時の隆盛を偲ばせる日本庭園や野球場などが現在も残っています。
ブラジルでも、この会社は当初農業移民として入植した日系人達の工業化と生活の向上に大きく寄与してきたのだろうと実感しました。
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by yukun588
| 2008-09-01 17:26
| サンジョゼ